こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。
今回は久しぶりにビッグプーリーの記事です。
今までビッグプーリーのイメージとしまして、シマノであればデュラエースやアルテグラの上位モデルに限ってカスタマイズするイメージを持っているユーザーさんが多いのではないかと思います。
確かにビッグプーリーをリリースしている各メーカーは、コンポーネントメーカーの上位グレードに照準を合わせて製品づくりをしているのは間違いありません。さらに言えばデュラエースやアルテグラ用に注力しているといっても過言ではないでしょう。
そういった事情の中でシマノ105のユーザーさんからビッグプーリーのカスタマイズ依頼をいただきました。流通が少ない105対応のビッグプーリーの中からVIKINGの主力ブランドでもあるRIDEA製のビッグプーリーをおすすめさせていただきました。
RIDEA E60 フルセラミック 税抜45,000円(ディレイラーは別売)
Upper 16T/Lower 20Tを使用した通常よりもさらに大径のビッグプーリーです。105のSSタイプのディレイラーが6,000円弱と考えるとかなり破格なアイテムとなりますが、その効果は絶大です。基本的にビッグプーリーのサイズが大きくなればなるほど抵抗が減る=摩擦抵抗が低減されるため回転効率が向上します。ただ大きくなればなるほど変速性能は反比例しますので、バランスが重要となってきます。
今回Upper 16T/Lower 20Tでシマノ105(RD-R7000SS)の組み合わせで、さらにケーブルもフレーム内装式でしたが、変速性能の低下は一切なくセッティングできました。相性は抜群と言えるでしょう。
また純正ディレイラーからビッグプーリーへカスタマイズする際は、チェーンの長さが足りなくなるためチェーン交換も必要になります。
KMC DLC11 税抜参考価格:19,500円
KMCの高性能チェーンDLC11を装着。DLC(Diamond-Like Coating )加工により表面硬度と防錆性が高く、何よりも手触りが非常に滑らか。「変速がスパスパ決まるんだろうなぁ」といった妄想を抱かせてくれます。もちろん実際にスパスパ決まりますよ。
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