こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。
今回もじわじわと知名度、話題性が増してきている新鋭ブランドELVES(エルヴス)の組立依頼です。モデルは「FALATH PRO DISC」。
以前、持ち込みでELVES BIKES のフラッグシップモデルである「FALATH EVO」を組ませていただきましたが、今回はセカンドグレードのFALATH EVO のご依頼でした。
関連記事:エアロフォルムを突き詰めた新鋭ブランドELVESのフラッグシップモデルFALATH EVO
目次
セカンドグレードでも十分なエアロフォルム
FALATH EVO に比べるとややエアロフォルムがマイルドに調整されていますが、十分なエアロロードフレームと言えると思います。また、本格的な組立の前にガラスコーティングを施工しています。この画像からでもBB付近の光沢具合が非常に目立ちますね。
フォークコラムカットを行い、ヘッドベアリングを装着、さらにケーブル類を通してきます。FALATH PRO DISCも完全内装式フレームとなります。今回の組立はシフトは機械式のためヘッドベアリングとコラムの間には4本のケーブルが通ることになります。
ハンドルはノーマルタイプを使用するため、ケーブル類はステムの付け根部分のスペースから出ていきます。
機械式ディスクブレーキGROWTAC EQUALを採用
ディスクロードバイクの大半は油圧式ディスクブレーキを採用していますが、今回はバラ完ということもありGROWTACの機械式ディスクブレーキであるEQUALを採用することになりました。
機械式ディスクブレーキを選ぶ理由としては、メンテナンスのしやすさに加えて、リムブレーキ用のシフトレバー(STI等)が使用できるということです。例えばシマノの油圧式ブレーキの機械式シフト用STIレバーは構造上サイズが大きくなり、重量面でかなりのデメリットが発生します。
例)ST-R8000(リムブレーキ機械式シフトSTI) :419g
ST-R8020(ディスクブレーキ機械式シフトSTI):554g
100g以上の差がハンドル周りにかかってくるとハンドリングに大きな影響が出てくると考えられます。
制動力で言うと油圧式の方が有利となりますが、定期的にオイル交換が必要になり、一定のメンテナンス技術が求められるため機械式ディスクブレーキを採用するユーザーさんが多いのだと思います。
FALATH PRO DISC 組立完了
ELVES FALATH PRO DISC 完成です。メインコンポーネントはシマノ105 R7000 11S シリーズ。
上記の通りSTIレバーはリムブレーキ用で機械式ディスクブレーキEQUALで引っ張ります。
ガラスコーティングの効果でフレームもピカピカ。汚れ、小傷に強い塗装面となりました。洗車をはじめとした今後のクリーニングも非常にやりやすくなります。
フレームセットからの組み付け料金、納期
VIKINGではロードバイクの組み立て作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
作業工賃:30,000円(税別)~
作業期間:10日から2週間程度
ちなみに今回のELVES FALATH EVOの組立工賃はお持ち込み対応でしたので税抜40,000円。
また、ロードバイクのフルメンテナンス、オーバーホールも随時承りますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは。