こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。
今回はデビューから約四半世紀が経過してもなお誕生当時と変わらぬ製法や手順で組み上げられるデローザ TITANIOのカスタムをさせていただきました。
カスタムの内容は、アッセンブルされているカンパニョーロのグループセットにチタンの鎧加工をかけることです。
チタンの鎧とは
チタンの鎧とは宇宙開発技術から生まれた最先端のチタンナノ粒子を駆動系パーツに塗布することで、摩擦抵抗を低減し、シフトチェンジの滑らかさ、パワー伝達力のアップを目的とした施工カスタムです。下記主な効果を簡単にまとめてみました。
1.シングルナノチタン粒子のベアリング効果によるフリクション低減
2.滑らかなシフトチェンジを実現
3.強トルク時にナノチタン粒子がガッチリ噛み合うことで駆動系の伝達力がアップ
4.酸化還元反応による自浄効果!による自浄、防汚効果
詳細はこちらの記事でも紹介しています↓↓↓ こちらも是非お見知りおきを!
チタンの鎧はVIKINGで施工することができず、チタンの鎧を開発、リリースしたクレストヨンドさんにて施工をお願いしています。フレームからパーツを取り外し、パーツ単体にして加工へ送ります。
今回施工をお願いした部品は下記の通りです。
■ チェーン(カンパニョーロ スーパーレコード)
■ スプロケット(カンパニョーロ スーパーレコード)
■ チェーンリング(ダブル)
■ リアディレイラー(カンパニョーロ スーパーレコード)
■ フロントディレイラー(カンパニョーロ スーパーレコード)
11速仕様のスーパーレコードです。同じ11速仕様でも年式により形状が変わります。一番特徴的なのはクランクセット。今回は前期モデルである5アーム仕様のクランクです。後期の4アーム仕様よりもコンパクトかつ繊細に見えるため、前期の方が根強い人気があるようです。
チタンの鎧加工後のリアディレイラー。プーリーの歯の部分が黄金かかって見えます。チタンの鎧のチタン粒子が色移りしているようにも思えますが、実はワイヤーブラシでクリーニングした後に付いた色。ただこのワイヤーブラシのクリーニングがナノチタン粒子をしっかりコーティングさせるのに非常に重要となります。
チタンの鎧加工をしたパーツたちをフレームに再度組み付けて完成です。
バーテープはチタンフレームの色合わせに最適なシクロベーションのサテンシルバー。
チタンの鎧の施工タイミングと料金
施工可能なパーツは、以下の通り。
■ アウターチェーンリング
■ インナーチェンリング
■ チェーン
■ カセットスプロケット
■ リアディレイラー(プーリー含む)
■ フロントディレイラー
■ ワイヤーケーブル
ちなみに、施工料は各パーツで設定していますが、ドライブトレインセットをお選びいただくとお得です。ドライブトレインセットとはアウター、インナー、チェーン、スプロケット、リアディレイラー、フロントディレイラーです。
チタンの鎧は現在使用中のパーツに施工をかける場合が多くなると思いますので、施工タイミングは駆動パーツを分解するオーバーホール、フルメンテナンス時がベストタイミングと言って良いでしょう。
施工料は税抜15,000円~(ドライブトレインセット)。そのほかオーバーホール工賃または、部品分解工賃を別途頂戴します。
詳細につきましては、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
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