こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
前回の記事と同じキャノンデールのバイクカスタム。街中でよく見かけクロスバイクのひとつ、キャノンデール・バッドボーイをフラットバーロード仕様でカスタムさせていただきました。
このバッドボーイ、完成車のスペックはMTBのコンポーネントがついてきます。もともと26インチから生まれた同モデルだけに、700cになってもタイヤクリアランスが大きく確保されているなどMTBの横顔が見え隠れします。
軽くて速い、通勤快速仕様
今回は簡単に言えば「通勤快速仕様」とでも言いましょうか、現状より軽くて速い1台にカスタムしてほしいとのご依頼です。
完成形がこちら。このフレーム、ホイールベースが長く、ヘッドアングルも比較的寝ているので、高速域になっても安定感は抜群です。
主なスペックは以下の通り。
コンポーネント:シマノ105 R7000シリーズ、クランクGRX FC-RX810、ブレーキDEORE M6000シリーズ
ホイール:シマノWH-RX010
タイヤ:MAXXIS HIGH ROAD 700×28c
フロントディレイラー、リアディレイラーはシマノ105 R7000シリーズを選択し、クランクはチェーンラインの関係上、GRX FC-RX810に。タイヤクリアランスが広いため通常のロードクランクは装着が難しいのです。
チェーンはバッドボーイのカラーに合わせて、ブラック×シルバーのツートンのKMC X11を。
タイヤはちょっと珍しいかもしれません。MAXXIS(マキシス)で、HIGH ROAD(ハイロード)を装着。同社のロード用フラグシップタイヤです。チューブレスレディ仕様もラインナップになりますが、今回は慣れ親しんだクリンチャーに。700×28cで240g。
ディスクブレーキシステムもテクトロ製からシマノDEORE M6000系アップグレード。コンパクトなブレーキレバーでワンフィンガー、ツーフィンガー両対応。レバーの距離も調整できるので、手の小さい方や指が短い方もしっかりとセッティングできるのが大きなメリット。
ディスクブレーキのマウントは前後とも「インターナショナル」。ディスクブレーキが出始めたころはインターナショナル規格の台座が多かったのですが、今はMTBではポストマウント、ロードであればフラットマウントがスタンダードとなっています。
今回は街乗りでおなじみのキャノンデールのバッドボーイをフラットバーロードにカスタムさせていただきました。
奇をてらうことなく、オーソドックスに、現状より軽くて速い通勤快速仕様にカスタムできたのではないかと思います。また今回のカスタムの料金は工賃を合わせまして18万円弱。バッドボーイがもう一台購入できると言われてしまいそうですが、スペックも性能も完成車より格段に向上しています。
コンポーネント、グループセットの組み付け料金、納期
VIKINGではロードバイクのコンポーネント、グループセットの組み付けカスタムも随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも承ります。お気軽にお問い合わせください。
作業工賃:25,000円(税別)~
作業期間:1週間から10日
作業工賃はフレームセットの仕様により幅が出てきます。例えばリムブレーキ、ディスクブレーキ、ケーブル完全内装式フレームで工賃が異なります。詳しくはお問い合わせください。
また、ロードバイク、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードのフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、こちらもお気軽にお問い合わせお待ちしております。
それでは。
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