Sirocco Aero mini clip-onが導く、ドロップハンドル第四のポジション?!

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。

年明け後メーカー、問屋さんも通常営業となりました。新年最初の入荷商品の中から興味深いアイテムをご紹介します。

CONTROLTECH Sirocco Aero mini clip-on

見出しがすべて横文字で恐縮ですが、トップ画像をご覧いただいてわかる通り、TT系のクリップオンハンドルでモデル名はコントロールテック製の「Sirocco Aero mini clip-on」

ハンドルクランプ部のすぐ横に取り付けることでポジションを新設できます。ドロップハンドルの場合、基本的なポジションは以下の位置ですね。

参考記事:ロードバイクのドロップハンドル 種類と正しい選び方を解説

・ブラケット
・下ハンドル
・フラット部

握り方や位置で微調整が可能ですが概ねこの3パターンだと思います。

さらに今回のSirocco Aero mini clip-onを装着することで第四のポジションが手に入ります。もっとも以前からドロップハンドル用のクリップオンバーは存在していましたので、第四のポジションが画期的だったり、新鮮味は全くないのですが、このSirocco Aero mini clip-onはより深いTTポジションを取るものではなく、浅め、手前のポジションを取るために限定した形状となっています。

そのため一般的なTTバーは肘置き(アームレスト)を使用しますが、Sirocco Aero mini clip-onは前述の通り、浅め、手前のポジションを取るためのものでありアームレストはありません。その代わりクリップオンと一体化した手首を乗せることができるパッドが備え付けられています(ちょうどドロップハンドルのフラット部の上に来るイメージです)。

リーズナブルな理由とは

導入するうえで一番気になるのは価格だと思います。

CONTROLTECH Sirocco Aero mini clip-on:税抜21,950円

意外と安いと思われるかもしれませんが、実は素材がカーボンではなく「Reinforced Engineering Plastic」いわゆる強化プラスティックです。ただ見た目は完璧カーボンです。重量はカタログ値で336g。この重さをどう見るかユーザーさんにご判断いただきましょう。

Sirocco Aero mini clip-onは本格的なTT、トライアスロン競技に向けたアイテムではなく、ドロップハンドルに限定した使い方で、ロングライド、時にはグラベルライドにも向いていると思います。

装着も非常に簡単5分!ただ装着に当たって既存のサイコンマウントが利用できなくなる場合があります。その場合は、別途対応可能なマウントに交換が必要です。レックマウントをはじめサイコンマウントをリリースしているメーカー品で対応可能です。

Sirocco Aero mini clip-onいかがでしょうか??

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