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praxisworksでシマノのクランクをインストール

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回は、praxisworks(プラクシスワークス)のコンバージョンBBに取付をさせていただきました。コストカットのために完成車にアッセンブルされている、クランクのスピンドルが30mmのタイプのものや専用設計のクランクを使用しているユーザーさんが、変速性能を優先するためシマノクランクに交換したいときに便利なのがプラクシスワークスのコンバージョンBBです。

関連記事:【プラクシスワークス】スペシャライズドのOSBBにシマノクランクを装着

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シマノクランクは24mm

BB30やPF30などのBB規格が増え、30mmのスピンドルのクランクを主力としているメーカー(FSA,ROTORなど)が多い中、シマノクランクのスピンドルは一貫して24mmです。

スピンドル幅を30mmにするメリットとして、アルミ製のスピンドルが採用できるため軽量化につながり、剛性(硬さ)もアップすることができます。

しかし、シマノの場合、スピンドル幅を24mmと若干細くし、素材をスチールにすることで強度と、剛性のバランスを保てるという考え方です。

さらにシマノクランクは純正パーツの相性から見ても、一番変速性能が高いことは間違いありません。

今回もFSAのクランクからシマノのDURA-ACE9000シリーズのクランクに交換しました。

30mmクランクとベアリングの取り外し

今回のフレームのBB規格はBB30です。まずは元々装着されているクランクとBBを取り外します。BB30とはフレームのBB部分の横幅(シェル幅)が68mmでBB部分の内径が42mmものを指します。

BB30は採用しているメーカーが比較的多いBB規格です。

左クランクのボルトを緩めると自動的にクランクが外れる仕組みです。

左クランクが外れると、星形の嵌合部分が見えます。

ショックレスハンマーを使って、軽くたたきながら外していきます。

右クランクとスピンドルはつながっている構造です。ここまで来れば手で外れます。

専用工具を使用して、BBのベアリングを取り外します。

クランクとベアリングが外れた状態です。この中を洗浄し、コンバージョンBBを取り付けていきます。

コンバージョンBBの取付

ここからプラクシスワークスのコンバージョンBBを取り付けます。

取付の順番はまず左側(ノンドライブサイド)をフレームに圧入し、右側(ドライブサイド)は締め込む方法です。

専用工具を使用して左側をフレームに圧入します。

圧入後の右側(ドライブサイド)部分です。左側から圧入したBBがここまで来ます。そのネジが切っている部分に右側のBBを締め込む仕組みです。

TIGHTENという表記されている方向に締めこんでいきます。

締めこむにはBB専用工具が必要です。共回りしないよう左側を抑えながら締めこんでいきます。

両サイドにベアリングを守るオレンジ色のシールを取り付けて完了です。これで24mmのシマノクランクが取り付け可能になります。

無事にすべて完了しました。これでコンポーネントの統一感も出てより車体が引き締まった印象になることでしょう。

最後に

今回のコンバージョンBBの取付は、専門知識と要所で専用工具を使用するため、ユーザーさんが個人的に作業するよりは、こちらでお任せいただいた方が良いと思います。

今回のケースをお考えの方、ぜひ作業させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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それでは。