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ピナレロのフルカーボンフレームにスギノ スーパーセラミックBBを装着

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

セラミックベアリング関連の記事が続いてしまいますが、今度はセラミックBBです。BBがイタリアン規格のロードバイクで思い浮かべるのは、クラシックなスチールロードバイクですが、カーボンフレームでイタリアン規格となると対応するフレームはずいぶんと減っていきます。

イタリアン規格はネジ切りBBですので、装着やメンテナンスが非常にしやすいメリットがあります。個人的にはいろんな意味でネジ切りBBが一番好きですが。。。

ネジきり式BBのおさらい

ロードバイクのネジ切り式BBの規格は大まかに2種類あり、

BSA(※BSC、JISともいわれる)
イタリアン(ITA)

以上の2つの規格があります。同じネジ切りでもBSAはドライブ側が逆ネジで非ドライブ側が正ネジの構造です。一方イタリアンは両側とも正ネジとなっています。

今持っているフレームがどちらの規格かどうかネジの方向を目視して確認するのは難しいですよね。BSAかITAか確認するのはフレームのBBシェル幅のサイズをチェックします。

メジャーやノギスで測った結果、68㎜ならBSA、70㎜ならITAというわけです。また補足としてITAのBBの方がワン(嵌合部)が若干大きくなっているのも特徴です。

カーボンフレームでITA規格はピナレロ

昨今フレームの剛性を高めるために圧入式BBを採用しているメーカーが多い中、頑なと言っていいほどイタリアン規格を採用しているブランドがあります。それはピナレロです。ピナレロ2018年モデルのフラッグシップモデルであるドグマF10もBBはイタリアン規格です。

今回はそのピナレロのフルカーボンフレームにスギノ製スーパーセラミックBBを装着しました。

スギノ スーパーセラミックBB ITA:参考価格18,000円(税別)

スギノのスーパーセラミックBBは最高級の高精度セラミックベアリング採用することで驚くほどスムーズな回転を実現しています。ペダリングは回転数やトルクの変動が起こりやすいため、踏み込みの軽いセラミックベアリングは非常に効果的なのです。

上のグラフはSブランドと比較したスーパーセラミックの摩擦抵抗の低さを現したグラフですが、ここまで出すならシマノと言ってしまえと突っ込みを入れたくなってしまいます。

スギノのスーパーセラミックは各種プレスフィット(圧入)型のBBのラインナップもあります。BB規格はたくさんありますがスギノはそのほとんどに対応してくれているのでありがたいメーカーでもあります。

ということで今回はスギノのスーパーセラミックをおすすめしてみました。前にも同じような記事を書きましたね。

関連記事:シマノ純正クランクにおすすめ。回転性能も高いスギノ・コンバーターBB

それでは。

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