こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。
今回はロードバイク、グラベルロードに対応したディスクブレーキ用のホイールをご紹介です。
その名は、「ONEAER(ワンエアー)」。
目次
最新技術を投入した新進気鋭の台湾ブランド
ONEAERは台湾出身で世界の名だたるブランドでトップエンジニアとして活躍を続けて来たAndy Lee氏が、各分野のエキスパート6名を集結し生まれた新進気鋭のホイールブランドです。立ち上げは2019年と非常に若いブランドにもかかわらず、上記の経験からいきなりすごいモデルを引っさげホイール市場に参戦してきました。
ONE AERの「AER」とは、Advanced Engineering Reinforced(高度、工学、強化)の頭文字をとったもので、高い技術力を駆使したホイールブランドです。製品が発表されるとすぐにあのサーヴェロの海外向け完成車にも採用されるなど、世界中から注目度抜群のメーカーです。
ではそのラインナップを見ていきましょう。ディスクブレーキ用、リムブレーキ用とありますが今回はディスクブレーキのトップモデルに絞ってご紹介します。なぜトップモデルのみなのか?は以下のスペックや価格を見ていただくとお分かりいただけるのかなと思います。
ディスクブレーキ用 ONEAER DXシリーズ
ワンエアーのディスクブレーキ用トップモデルは2タイプラインナップされています。まずは上記のモデル「DX3」です。
【スペック】
リム高:38mm
リム外幅:26.5mm
ハブ:DT SWISS 240
スポーク:SAPIM CX-RAY
適応タイヤ幅:700×25-35C(TLR)
前後重量:1,295g
税抜価格:218,000円
※ホイールバッグ付属
リムは東レ製カーボンを使用し、カーボン原子である「グラフェン」をイメージした結晶のような模様が特徴です。このデザインはトップモデルしか採用されていません。
リム高が38mmと登りを意識しつつもオールランドに使用でき、もちろんTLR(チューブレスレディ)対応です。
人気のコンチネンタルのGP5000チューブレス25cを装着するとこのようなイメージです。
DX3は雑誌「サイクルスポーツ」のホイールインプレッション企画において高評価を獲得しています。
【スペック】
リム高:48.1mm
リム外幅:26.3mm
ハブ:DT SWISS 240
スポーク:SAPIM CX-RAY
適応タイヤ幅:700×25-35C(TLR)
前後重量:1,370g
税抜価格:218,000円
※ホイールバッグ付属
DX5はリム高48㎜でエアロ性能を重視したモデルです。ただ50㎜以下ですので平坦専用モデルというわけではなく、ある程度の登りにも対応できる懐の深さは備わっています。
DX5はDX3と同様にDT SWISS製のハブが仕様されていますが、DT SWISSはホイールメーカーに同社のハブの使用許可を厳しく設定していることで有名です。つまりワンエアーのリムの性能はDT SWISSから太鼓判を押されたということです。
そのDT SWISS のハブは最新ハブシステム、ラチェットEXP搭載の240です。ラチェットEXPは従来のDTスターラチェットシステムから更なるメンテナンス性と剛性の向上を遂げています。
具体的にパーツの数量を約半分に抑え、メンテナンスがさらに容易になり、左右のベアリングの間隔を従来よりも広くとることでハブの剛性向上を実現しています。
【詳細動画】
他社が追随できないコストパフォーマンスの高さ
今回はONEAER(ワンエアー)のディスクブレーキ用トップモデルであるDX3とDX5をご紹介しましたが、他社の場合、DXシリーズのスペックでリリースしたならば30万円以上は確実となるでしょう。コスパの高さがこのホイールの一番のメリットではないでしょうか。
冒頭で「トップモデルのみを紹介」の真意がお分かりいただけたでしょうか。
最新技術を投入した新進気鋭のホイールブランド、ONEAER(ワンエアー)。是非ご検討ください。
ONEAER 公式HPはこちら
それでは。