こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
今回は、イタリアのロードバイク3大ブランドのひとつと言われているDE ROSA(デローザ)PLANETのオーバーホールをお伝えします。ロードバイク好きなら誰でもその名は知っているであろう老舗ブランドのデローザ。
もともとイタリアの工房で職人の手でハンドメイドで生産され、コンポーネントも自国のカンパ―ニョーロを頑なに採用し続けてきたこだわりのブランドでもあります。
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目次
アルミとカーボンのハイブリッドフレーム
今回オーバーホールさせていただいたデローザ PLANETのフレームは、昨今のフルカーボンフレームではなく、メインフレーム(前三角)がアルミで後三角がカーボン製のハイブリッドフレームです。現行でもPLANETは存在しており、こちらはフルカーボンモデルとしてリリースされています。
コンポーネントの分解とクリーニング
ロードバイクのオーバーホールで一番時間を割くのがクリーニング作業です。特にコンポーネント周りは油や砂など汚れの影響を受けやすい部分なので念入りに作業します。
10年以上前のコンポーネントでも大事に使い続けていればこのようにかなりきれいな状態によみがえります。ユーザーさんが非常に丁寧に使用されていたようで目立ったキズもあまり有りません。
蛇足ですが、この頃のカンパニョーロのエルゴパワーの動きが個人的に好きです。今よりもクリック感がはっきりしていて、ギアチェンジもカッチリ入る感じです。
フレームにガラスコーティングを施工
オーバーホールのタイミングで、フレームにガラスコーティングを施工するのをおすすめしています。フレームは普段なかなか裸にできませんから、年に1回のオーバーホールのタイミングがちょうど良いのです。
ガラスコーティングは自動車やオートバイにもよく行われる加工ですが、ロードバイクを始め自転車のフレームやパーツにも施工ができます。
ガラスコーティングのメリットとして、
・ガラスに覆われたような独特の艶感が手に入る
・汚れも付きにくく、汚れが付着してもほとんどの場合水洗いで落とすことが可能
・塗装面の3倍に硬化し、小傷の入りにくいフレームになる
主に以上3つのメリットがあります。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、通常の塗装面にクリスタルコーティングがされた状態です。オーバーホールの際にガラスコーティングをご要望の場合は、オーバーホール基本工賃+4,000円(税別)で承っています。
オーバーホール完成、納車へ
タイヤはコンチネンタルのGator Skin(ゲータースキン)の25cチューブラーを装着しました。軽さや走破性は、コンチネンタルの上位モデルに及びませんが、グリップ力と耐パンク性に強いタイヤなので、スプリントのレースよりかはロングライドやエンデューロに向いたタイヤです。
梅雨の時期はオーバーホール、フルメンテの絶好の機会
ついに梅雨に入りました。天気に左右されて乗る時間を確保できないことも多々あると思います。そんな時はじっくり腰を据えてメンテナンスをする時期ではないでしょうか。
VIKINGでは自転車のフルメンテナンスであるオーバーホールを随時承っています。作業期間は通常1週間から10日ほどいただいています。ロードバイク完成車の場合は、基本作業工賃が税別30,000円です。
詳しい作業内容に関してはこちらのページをご覧ください。
詳細ページ:ロードバイクのフルメンテナンス、オーバーホール常時受付中
それでは。
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