こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
イギリスのブランドCHARGE BIKES(チャージバイクス)のMTBクロモリフレームのカスタマイズを受注しました。カスタマイズの内容は、MTBではあるが本格的なオフロードを走って楽しむのではなく、基本的には通勤用として使い、たまには河原やちょっとした林道などを楽しみたいというご要望です。
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目次
MTB@通勤仕様
前述の通り、本格的なMTBライドをするのが目的ではないため、今回のパーツは主要部分は以下のような構成で組むことに決まりました。
フォーク:サスペンションではなくリジッド
ハンドル:短めのフラットハンドル
タイヤ:太めのスリックタイヤ
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
ギア構成:3×9スピード
通勤にはクロスバイクやロードバイクの方が重さやスピードの面でメリットが高いですが、MTBが好きなオーナーさんなので、MTBの要素と、舗装路での走行を加味したMTB@通勤仕様という形で組むことになりました。
MTBクロモリフレーム組立スタート
まずは、元々のパーツを取り外し、新たなヘッドパーツを取り付けます。選んだヘッドパーツはChris King(クリスキング)。クリスキングは自転車パーツに詳しいユーザーさんにも一目置かれる存在で、アルミ技術を駆使し、ヘッドパーツの他、ハブやBBを製造しているアメリカンブランドです。
関連記事:ヘッドパーツと言えばクリスキング。
フォークは前述の通りリジッドフォークを採用。フォークの素材もクロモリで細めのシルエットです。
クランクはシマノ純正品ですが、BBは手持ちのRaceface製のshimanoと互換性があるBBを装着。最近のBB規格は非常に乱立していて、購入するときは注意が必要ですが、このフレームに関しては従来からあるネジ切りタイプ(JIS規格)です。
関連記事:【プラクシスワークス】スペシャライズドのOSBBにシマノクランクを装着
フロントギアはトリプル(3段)。それに対応したフロントディレイラーを用意。グレードはシマノ・デオーレ9速。
リアディレイラーもシマノ・デオーレを採用。
ホイールは26インチで、タイヤはシュワルベ製の29×1.95を採用。スプロケットもワイド化し厳しい坂道でも対応できるようにしています。ディスクローターのサイズは標準的な160mmです。
ディスクブレーキもシマノ製でそろえました。油圧式よりも気になった時にすぐに調整ができる機械式をチョイスです。
ハンドルは500mm台と狭めを。一般的なMTBサイズだと車道を走っているときに車との距離が気になるんです。安全性を考えた上で、ハンドル幅は狭めに調整しました。今後もしかしてオフロード走行になった場合も考慮して、ワイヤーケーブルも長めに設定しています。
組立て完了、納車へ
良い感じでまとまりました。
VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)はスポーツ自転車のカスタマイズ全般を承っています。今回のように通勤に特化したカスタムなど、ユーザーさんの要望に合わせて色々ご提案させていただきます。