こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
今回はCANYONのハンドルカスタムを承りました。CANYONには純正のステム一体型エアロハンドルにアップグレードされるユーザーさんが多いのですが、今回は互換性の問題で、ステム一体型エアロハンドルの取り付けができませんでした。代替案としてステムと別体にすることに。
そこで選んだのがこちら3Tのセミエアロ形状のSUPERERGO(スーパーエルゴ)LTD STELTHです。
SUPERERGO LTD STELTH
DROP:119㎜ REACH:77㎜
WEIGHT:173g(420㎜)
フラット部分がゼミエアロ形状になっており、ドロップ、リーチとも短めのコンパクトハンドルです。コンパクトは無理なくすべてのハンドルポジションを握ることができるので、初心者やちょっと体が硬めのユーザーさんにはお勧めです。また各メーカーもコンパクトに力を入れているので選びやすいジャンルでもあります。FSAなどがラインアップが多くて有名です。
ケーブルはもちろん内装式
エアロを意識したロードバイクのハンドルは必ずと言っていいほどケーブル内装式になることが多いです。今回ももちろん内装式です。コンポーネントは機械式のシマノデュラエースR9100のため、シフト&ブレーキ両アウターがハンドル内を通ります。
Di2やSRAM eTAPは比較的通しやすいですが、機械式の内装は地味に大変な作業なんです。従来の外装式ケーブルよりも倍の時間がかかってるかも。慣れたユーザーさんでしたら問題ないと思いますが、初めてのユーザーさんがDIYで内装ケーブルをセッティングするのはちょっとリスキーかもしれません。
正しく通すとこのようになります。内装式の場合、ハンドル内やSTIレバーとハンドル穴の間はケーブルがタイトになりやすい場所です。今回はデュラエースのポリマーコーティングされているケーブルを使用したので、摩擦抵抗はかなり抑えられていますが、通常のステンレスケーブルでは摩擦抵抗を抑えきれないのでタッチ重くなり、変速性能や制動力が落ちてしまいます。
ハンドルにケーブルを内装する際は、デュラエースをはじめとした摩擦抵抗を抑える高性能ケーブルの使用をおすすめします。
フラット部はこのようなデザイン。シンプルですが高級感がありますね。
パーツ持ち込みでも作業OK
VIKINGでは今回のロードバイクハンドルカスタムをはじめ様々なカスタムを承っています。カスタムパーツのほとんどはVIKINGで購入可能ですが、最近の流行りの海外通販で購入し、お持ち込みいただいてもOKです。
作業期間はカスタム内容により異なりますので、一度お問い合わせいただければと思います。
それでは。
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