こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
2007年モデル以前のブロンプトンにはリアフレームを固定できるラッチモードがありませんでした。そのため持ち上げるのに非常に不便で、降りてからの方向転換などがしづらい仕様でした。
しかし2008年以降からは、リアフレームのが固定できるラッチモードとそれに伴い新しいサスペンションブロックが採用されたため、非常に使い勝手が向上しました。さらにラッチシステムとサスペンションブロックは単品での販売もあるため、2007年以前のブロンプトンに取り付けることも可能になっています(台湾ブロンプトンは基本的に不可)。
今回は2006年モデルをお持ちのユーザーさんのブロンプトンのラッチモード化のカスタムを行いました。ちょっと古めのブロンプトンをお持ちのユーザーさんにはおすすめのカスタムです。
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画像は2006年モデルのデフォルトの状態です。クイックレバーがナット止めされた普通のシートクランプです。
パーツをすべて取りはずします。
フックやスプリングを埋め込み、ラッチシステムを作ります。
次にサスペンションブロックを取り付けます。サスペンションブロックの先端のちょっと下に凹みがありますが、ここにフックが引っかかりラッチモードになる仕組みです。
完成状態がこちら。黒のレバーがサスペンションブロックを押さえている構造です。またサスペンションブロックを手で回転させて凹み位置をずらすことでリアを固定しない非ラッチモードも可能です。
2007年以前のブロンプトンをお持ちのユーザーさんはこのカスタム非常におすすめですね!
それでは。
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