こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
ロードバイクユーザーさんの中で憧れのブランドのひとつに数えられ、レーシングブランドとしても名高い「TIME」。今回はTIMEのヒルクライムに最適化された「ALPE D’HUEZ」の組み立てをカンパニョーロ・レコードEPSで行いました。
ロードバイクのコンポーネントはシマノが圧倒的なシェアを誇りますが、TIMEに関して言えばカンパニョーロを積極的に取り入れてきた歴史があります。TIMEは基本的にフレームセットでの販売ですが、限定モデルの完成車にはカンパニョーロで採用し販売するなど、ユーザーさんのカンパ率が高いブランドです。
目次
ブランド史上最軽量モデル ALPE D’HUEZ
TIMEのラインナップはすべて自国であるフランス生産であり、ALPE D’HUEZに至ってはブランド史上最軽量を実現しています。またフロントフォークはAKTIV フォークと称したダンパー内蔵の振動吸収システム採用し、乗り心地の良さとペダリング効率の向上に効果を発揮します。
BBは左右非対称設計のBB386を採用。
タイムが長年採用してきた独自のヘッドセット機構である「クイックセット」。専用工具を使用しベアリングの玉あたりを調整します。この機構により、コラム内にアンカーナットが不要となり、トルク管理のわずらわしさから解放されます。
カンパニョーロ・レコードEPSの組付け
レコードEPS 11速モデルをアッセンブルしていきます。配線の接続はシマノDi2とは異なり、バッテリーユニットからの伸びる配線と各パーツから伸びる配線をジョイントする接続方法です。
電動ケーブルとジョイント部はDi2よりも太めで、強そうな印象ですが、逆にケーブル内装ハンドルにアッセンブルする際は太さが裏目に出て、通すのが若干困難になる可能性も否定できません。ハンドルとの相性になるでしょう。
完成しました。改めてアッセンブルパーツは以下の通りです。
グループセット:カンパニョーロ・レコードEPS
ホイール:カンパニョーロ・ボーラウルトラTU
ハンドル:DEDA
サドル:サンマルコ
チェーン:KMC
今回チェーンはカンパニョーロ純正ではなくKMCのX11SLチェーンをチョイス。ALPE D’HUEZですからチェーンも軽量にということですね。
ちなみにALPE D’HUEZの意味はご存知ですよね。よくツール・ド・フランスの超級山岳に選ばれる有名な峠の名前です。ALPE D’HUEZを制するか否かで総合優勝の行方が大きく左右される重要な局面でもあります。
フレームセットからの組み付け料金、納期
VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
作業工賃:25,000円(税別)~
作業期間:1週間から10日
また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは。
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