同じグレードでも重量や形状に大きな違いが。デュラエースR9100のケース。

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回お預かりしているカスタムで、機械式からDi2化の案件があるのですが、STIが同じグレードでも仕様によって大きな違いがあるので少し紹介しようと思います。

仕様の違いでSTIが4種

シマノ・デュラエースR9100シリーズにはTT仕様を除き、STIレバーが4種類存在します。

ST-R9100:機械式シフト、リムブレーキ用 365g 税別54,226円

ST-R9120:機械式シフト、ハイドローリック(油圧)・ディスクブレーキ用 505g 税別75,184円

ST-R9150:Di2、リムブレーキ用 230g 税別67,522円

ST-R9170:Di2、ハイドローリック・ディスクブレーキ用 320g 税別88,314円 

以上のラインナップでディレイラー、ブレーキによって使用するSTIが決まってくるのですが、それぞれ重量が大きく異なっていて興味深いのです。特に最大の重量差があるのはST-R9150(230g)とST-R9120(505g)です。同じデュラエース同士で300g近く重量差があるのです。びっくりですね。重量だけで言うと同じグレードでくくっちゃいけない気がします。

そうなるとディスクブレーキ仕様のロードバイクが重量面においてデメリットになると言われますが、Di2仕様によって操作性が向上することに加え、重量を多少抑えることができるんですね。

見た目も大きな違いが

ST-R9120(左)とST-R9170の違い

重量差185gの2モデルです。そこそこお腹にたまるステーキ1枚分てとこでしょうか?形状も大きく異なり、ブラケットの握り心地も変わってくるはず。日本人は比較的手の小さい人が多いので、女性も含めST-R9120は大きいなと感じるユーザーさんが多いのではと思います。

一方でST-R9120はDi2であるのはもちろんのことブラケットがコンパクトなのでほとんどのユーザーさんにフィットしやすい大きさですね。

賛否両論あるかもしれませんが、これから新しいフレームを組もうと考えているユーザーさんにひとつの参考資料になればと思います。個人的な意見としてやっぱりDi2が有利かなぁと。

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