こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
今回はニュージーランドで生まれたロードバイクブランド「ニールプライド」のアリーゼというモデルのオーバーホールを承りました。さらにアップデートとしてセラミックビッグプーリーをカスタムしていきますよ。
目次
ニールプライド知っていますか?
ニールプライドは現在イギリスを拠点とするブランドになりましたが、元はニュージーランドが発祥で、セーリング界では非常に有名だそうです。私はマリンスポーツをやらないのでピンとこないのですが、ご存知の方は多いかもしれません。
ブランド名は創設者ニールプライド氏からとったもので、同社は早くからカーボン製品の製造にも着手し、ウインドサーフィンの分野で長年培った技術をロードバイク開発に応用し人気を博しています。人気の要因は現在はブランドを離れ、新たにチャプター2を立ち上げたマイケル・プライド氏の手腕によるところが大きいと言われています。
それではオーバーホール作業開始
まずはいつものようにコンポーネントやホイールなどを取り外し、フレーム単体にしクリーニング。再組付け作業がしやすいようにケーブルライナー(白い管)をあらかじめ設置しておきます。これをやっておくだけで、ワイヤーを通す作業の時間短縮になるので私にとっては結構重要です。
フォークはワークスタンドに固定してクリーニング作業をすると楽です。
コンポーネントはクランクがデュラエース9000シリーズの機械式。リアメカなどその他はアルテグラ6800系を使用しています。
カスタムパーツブランドRIDEAのビッグプーリーをアッセンブル
最近弊社でよくお買い上げいただいてるビッグプーリーですが、今回もオーダーいただきました。台湾のカスタムパーツブランド「RIDEA」のビッグプーリーです。プーリーのベアリングと玉受け両方がセラミック製になっている「フルセラミックビッグプーリー」です。
フルセラミックによりグリスの注入が不要になるためメンテナンスも非常に楽。定期的に付近の汚れを落としてあげれば問題なしです。歯数はガイドプーリーが13T、テンションプーリーが15Tのスタンダードサイズ。さらにプーリーを大きくするほどチェーンの抵抗が減少しメリットは高まりますが、変速性能が追いつくかが気になるところ。その点RIDEAはプーリーを大きくしても変速性能に支障が少ないのでビッグプーリーとして非常におすすめできるメーカーです。
動画は今回カスタムしたフルセラミックビッグプーリー「C35」の驚くべき回転性能です。シマノ純正のプーリーは当然ここまでの回転力はありません。この滑らかさが結果的にライドのスピードアップ、ケイデンス向上、筋肉疲労の軽減につながっていくわけです。
RIDEA フルセラミックビッグプーリー「C35」:参考価格30,000円(税別)
生まれ変わったニールプライド・アリーゼ
カッコよく生まれ変わりました。実は購入後しばらくは乗っていたのですが、ここ3年は乗れていなく室内に保管していた事情もあったようで、幸い大きな傷や汚れもほとんどありませんでした。
オーバーホールの料金と納期
VIKINGではオーバーホール、フルメンテナンスのことをCメンテナンスと呼んでいます。毎日自転車に乗るユーザーさんやレースやロングライドに積極的に参加しているユーザーさんは、年に1度は行ってほしいと考えています。
作業料金は税別25,000円~となり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は1週間から10日ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。
作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:1週間から10日
ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。
またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーホール以外にもメンテナンスコースを設けています。
関連記事:メンテナンス記事一覧
それでは。
Sponsered Link