こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
弊社が取り扱いしているハンドメイドロードバイクフレームであるエクイリブリウムサイクルワークスに新たなモデルが加わりました。
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目次
グラベルロードバイクも意識したBrutalist
東京・品川の工房で作られているエクイリブリウムサイクルワークスは、ハンドメイド=良いバイクだと決めつけるのは早計だと話します。はっきり言って工場で大量生産される自転車も何人もの人の手が使われています。ハンドメイドと言われればそうです。
重要なのは現在のロードバイクシーンをしっかり押さえながらも、乗り手に合ったロードバイクを作ることであり、それを実現するために初めてハンドメイドが生きてくるのだと。
今回仲間入りしたモデルは、その名もBrutalist(ブルタリスト)。
フレーム素材はイタリア、コロンバス社製のクロモリパイプを使用したロングライド、ツーリング、そしてグラベルにも対応できる万能ロードバイクです。
グラベルとは近年アメリカで人気が上昇しているロードバイクの楽しみ方です。従来の700×23cのタイヤよりも太い28~30Cを使用して、様々なコンディションを快適に走る乗り方です。
シクロクロスに似たフレームになりますが、シクロクロスはブロックタイヤを使用し、グラベルはスリックかセミスリックタイヤを使用するのが一般的です。シクロクロスはレース形式ですがグラベルはレースに限った乗り方ではありません。
衝撃吸収性が高く、ロングライドにおいて疲労感を軽減するために開発されたエンデュランスロードバイクに近い存在です。
コロンバスHSSとENVEの組み合わせ
Brutalistはグラベルロードバイクの特徴である、衝撃吸収性とアップライトなポジションが特徴です。使用するコロンバスのクロモリパイプはHSS ( high speed steel )と言われる同社が渾身の力をつぎ込んで開発したフレーム素材です。
シートポストの付け根からリアバックまで伸びるシートステーが最後に曲線を描くことで、後輪への衝撃の吸収とハンドメイドならではのデザイン性を感じます。
必ずしもクロモリ=細いというわけではありません。パイプを太くし肉薄にすることで強度と剛性(硬さ)をコントロールすることができます。繰り返しになりますが、エクイリブリウムサイクルワークスのフレームは古典的な細いクロモリに固執することではなく、現段階でライダーにとって一番乗りやすいフレームを作ることなのです。
フロントフォークはENVE gravel/road forkにシマノフラットマウントを採用したディスクブレーキ仕様です。
※エクイリブリウムサイクルワークスはフレーム、フォークのみの販売のためギア周りであるコンポーネントやホイールが付いた完成車の展開はありません。
早速Brutalistを試乗
先日、Brutalist の試乗とプロモーション画像の撮影を兼ねて、神奈川・相模原の某所へ行ってきました。
試乗車のタイヤは700×28cを使用していたため、当初は23cのロードバイクよりも加速性は劣ると決めつけていました。しかも空気圧は60psiとかなりの低圧。一般的にライダーの体重にもよりますが、23cで110psi前後、28cでも90psi前後は入れます。ちなみに私の体重は65kgです。
しかし乗ってみると、加速性は23cのロードバイクとさほど変わらず、それでいて路面からの衝撃がほとんど伝わってきませんでした。ぺダリングのパワーがしっかりとフレームに伝わっていて、さらにフレームの振動吸収性とタイヤの空気圧のバランスが良かったということです。
時速30kmまでにかかる時間も短く、摩擦抵抗による減速感も気になりません。
5%以上の急勾配の登りが続くと、細いタイヤや軽量ホイールが必要に感じるシーンがあったので、ヒルクライムをメインとして選ぶフレームではないと思いました。
ちょっと被写体の方がブレてしまいましたが、下りでの安定感は抜群でした。フレームの挙動の安定性と衝撃吸収性、また28cのグリップ力のおかげで、コーナーぎりぎりまで減速を我慢できる安心感があります。
アップライトなポジションをとれるので、長時間走行した際の肩やお尻への負担も軽減してくれるでしょう。試乗の時も約50km通しで走り続けましたが、脚力の疲労のみで体に痛みが起きることはありませんでした。
画像にはありませんが、未舗装路を走ってみてグラベルロードバイクとしての実力も確認。Brutalistはまさにオールラウンドに使用できるフレームです。
エクイリブリウムサイクルワークス Brutalist
フレームフォークセット参考価格:税抜350,000円~
完成車参考重量:8.6kg
納期:約6ヶ月
エクイリブリウムサイクルワークスのフレームは、ユーザーさんのサイズを測ってからそれに合うパイプを用意するので、受注生産という形になります。また試乗車のカラーはブロンズでしたが、ペインティングカラーも自由に選ぶことができます。
最後に
エクイリブリウムサイクルワークスのフレームの購入をご検討している方に、今回試乗したBrutalistを実際乗ってみて実感してみてはいかがでしょうか?詳細に関してはVIKING the MAINTENANCEまでお問い合わせください。
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それでは。
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